はいどーもーみっちーです!
ヘルスリテラシ―については読んでいただけたでしょうか?
ヘルスリテラシ―はなぜ必要なのかという部分では、このヘルスプロモーションにとっても重要だからです。
では本日はヘルスプロモーションについて考えてみましょう!
ヘルスプロモーションとは
ヘルスプロモーションは、1986年にカナダのオタワ市で世界保健機構により開催されたオタワ憲章が採択されました。
その内容の中にヘルスプロモーションを
「人々が自らの健康をコントロールし、改善できるようにするプロセス」
と定義づけしました。
その中に加えて書かれていたことは、
「ヘルスプロモーションは一人保健セクターのみの責任ではない」
ということです。
従来の健康の考え方は一人で健康を作り上げていくような形だったが、ヘルスプロモーションという概念が誕生してからは、『一人の健康をみんなで支援していこう』、そのために地域だったりが協力してサポートしていく仕組みと変わっていってます。
ここでは支援をしていくという表現をしましたが、周りが一人の健康を適合させていくという表現が正しく、他力本願にならず最終的には自分で健康を作り上げていかなければなりません。
周りはその力をつけさせていくことがヘルスプロモーションでは重要です。
ではどのような力を身につけさせなければならないか、どのような支援をしなければならないかを紹介していきます。
健康にする力を付与する!?
人々が健康に対する潜在的可能性を最大限に実現できるように力を身につけなければなりません。
しかし、なにが健康なのかわからないような状態で健康を実現できるわけもありません。
そのため、健康を実現するための選択肢の難易度を下げなければなりません。
・支援的な環境を作る
・情報へのアクセスの仕方
・生命維持に関わる技術
このように健康にとって良い選択を可能にする力を身につける機会を作っていくことが重要になってきます。
健康にするための支援を調整する!?
健康を実現するための力をつけるには難易度が高すぎるため簡単にしたものを提供しなければならないことを先ほど紹介しました。
ここで調整するという意味は、支援的な環境を作っても、情報のアクセスの仕方を教えるも、生命維持に関わる技術を教えるにしても、これらの場所や制度を整えるのは、政府や保険関係、地方自治体、メディアなどの力が必要です。
健康を実現するための力を身に着けられる場所や制度を提供できるように調整していかなければなりません。
これが個人と周りの支援により健康を作っていこうというヘルスプロモーションの考え方です。
なので、健康は個人だけの責任ではなく、社会にも責任があるということです。
まとめ
個人の健康というのはもちろん当の本人が一番考えなければなりませんが、周りの協力が不可欠ということは明白です。
1から健康を築ける状態にするには相当の労力が必要で挫ける人がたくさんいると思います。
この支援の体制を整えるためには、
でしょうかね。
まだたくさんやれることはあると思いますが、僕もこの部分を気にかけて地域に貢献できるように動きたいと感じています。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでもみなさんの健康に役立つ情報であればと思っています!
参考文献等
ヘルスプロモーションの概念と今日的意義(藤崎 1999)