健康がわかる!?逆転理学療法士☆みっちーブログ

第2、第4水曜日に健康について発信中!一人でも多く健康に興味を持つ人が増えますように!!

健康的なダイエットに必要な2つの体脂肪って?

f:id:micchiiiiiii_pt:20210228085822j:plainはいどーもーみっちーです!

 

本日は、みなさん!

痩せるために体脂肪を減らして健康的に痩せましょうなんて話を前回にしました。まだ読んでない方は↓をクリック!

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芸能人でよく、

体脂肪率5%!』

なんてのを聞いたことがありますよね。

これだけ少なければプロモーション的にも雑誌に載ってそうな体型になれると思います。

しかし体脂肪が少なければ少ないほどいい!というわけではありません

僕が紹介したいのは、【健康的に痩せるためのダイエット】を紹介していきますので、今回の疑問は

脂肪って少ないとどうなるの?

脂肪ってそもそもなに?

男女で脂肪の付き方の差ってなに?

などの疑問を解消したいと思います。

 

 

 

体脂肪の皮下脂肪と内臓脂肪が健康的なダイエットで大事!

f:id:micchiiiiiii_pt:20210228085819j:plainみなさんが脂肪とおっしゃっているのは体脂肪を指していることが多いですが、体脂肪とは『体内に存在する全ての脂肪分の総称』とされています。

体脂肪を細分化するとたくさんの種類があります。

今回はその中でもダイエットで注目される、貯蔵するタイプの体脂肪の2種類“皮下脂肪”“内臓脂肪”を紹介しようと思います。

 

皮下脂肪の役割

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皮下脂肪は、中性脂肪が全身の皮膚の下の脂肪細胞の中に貯蔵されたもののことを言います。

役割としては主に、

・外部の衝撃から内臓の保護

・体温保持

・長期間の飢餓状態に備えたエネルギーの貯蓄

皮下脂肪は特に女性につきやすい傾向にあり、体型に大きな変化を与えます。

また、皮下脂肪がたくさん着いたとしても疾病リスクは低いですが減らしにくい脂肪となります。

皮下脂肪が多くついてしまう女性は下半身肥満(洋なし型肥満)となります。

 

皮下脂肪の過不足が出ると、上記の役割を果たすことができなくなります。

したがって、交通事故などの衝撃を吸収できず内臓破裂も考えられますし、体が冷えやすかったり、ここ最近では災害の時や女性では授乳時のエネルギーに耐えられず、免疫が落ちて風邪をひきやすくなったりもします。

私は皮下脂肪が多いから痩せにくいのね!

(君は女の子じゃないだろ…)

では次に内臓脂肪について説明します。

 

内臓脂肪の役割

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内臓脂肪は、中性脂肪が主に腹部の腸間膜周囲の脂肪細胞の中に貯蔵されたもののことを言います。

役割としては主に、

・臓器を支えて固定する

・短期間の飢餓状態に備えたエネルギー貯蓄

・ホルモンを作り出す内分泌器官としての役割

皮下脂肪は女性につきやすいと前項で説明しましたが、内臓脂肪は男性につきやすい傾向にあります。

また、内臓脂肪が過剰についている状態は、生活習慣病疾病リスクを高めます比較的減らしやすいともいえるので、普段からの生活習慣を改めることで改善の方向に向かいます。

内臓脂肪が多くついてしまう男性は上半身肥満(リンゴ型肥満)

 

この内臓脂肪の過不足が出ると、臓器をうまく固定できないため胃下垂などが生じ、内臓の機能が低下します。

またホルモン分泌も異常をきたし、HDLコレステロールを減らし、中性脂肪を増加させてしまいます。この流れにより負の連鎖が生じてしまいます。

 

私、上半身も下半身も肥満の全身肥満の場合は大丈夫ですか?

太りすぎるとどっちも出現するから大丈夫じゃないよ

ところでなんで性別の違いで体型に違いが出るの?

理由がしっかりあるから次に説明するね

 

男女で体脂肪の付き方が違う理由がある!

f:id:micchiiiiiii_pt:20210228085843j:plain前述で皮下脂肪は女性に多く内臓脂肪は男性に多いという話をしました。

なんで体脂肪の付き方が男性と女性とで違うの?

それには理由があります。

男性は、比較的筋肉量が多く、体表に見える部分に筋肉が多く皮膚の下に体脂肪を蓄積できるスペースが少ないため、腹部の内臓周辺に体脂肪が溜まるため内臓脂肪型肥満が多いと言われています。

 

女性では、出産をするための体の準備が必要なことからお腹にはスペースを空けておかなければなりません。

また比較的筋肉量の少ない腕や足、背や乳房に体脂肪が溜まりやすく、特にお尻や大腿部には脂肪細胞自体が多い傾向にあります。

なお、太ももやお尻に体脂肪が溜まりやすいのは、授乳の際は莫大なエネルギーを消費しますので、その不足を補うために太ももとお尻に体脂肪が貯蓄されやすいのです。そのため足とお尻が痩せにくいのはこれが理由だともいわれています。

 

まとめ

f:id:micchiiiiiii_pt:20210217222949j:plain脂肪の役割や男性と女性とでは脂肪の付き方が違うことがわかったかと思います。

それぞれしっかりと役割があってこその脂肪なので、多くても少なくても役割を果たせなくなってしまいます。

体脂肪が5%で少ないから良いというわけではなく、体脂肪が極端に少ないと体の中では脂肪が正常な働きをしないことが考えられます。(筋肉量を想定していないのでなんとも言えませんが)

余談ではありますが、脂肪も脂質なので脂質の働きである細胞の組織の形成と修復などの作用があります。

結果から言うと細胞の働きが低下することもありますので免疫なども落ちることが考えらます。

これでは健康的とは言えないので前回の記事を参考に、体脂肪を正常な数値に留めて一緒に健康な体を作っていきましょう!

 

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本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

みなさんの少しでも役に立てばうれしいです。