はいどーもーみっちーです!
北海道の理学療法学科2〜3年の学生さんたち!
実習が始まりますね!!
もう実習、始まってる学校もあるかもしれません!!!
ドキドキしていますよね?
僕も学生時代があって大変苦労しました。
本当に苦労しました。トホホ
でも理学療法士になれています。
きっと学生さんはこんな事を僕に対して「いやいや、なれたって事は楽だったんでしょう」と思うでしょう!!
そんな事はありません!!
電車の音を聞いたら飛びつきたくなるくらい鬱になりました。
そんな経験からどんな事をしたらいいのかを少し書かせていただけたらと思います。
実習とは
実習には、評価学実習、治療学実習があります。
長野県理学療法士会は理学療法士養成の教育課程の中でも必要不可欠なものであり、臨床の現場で学ぶことの大切さは、知識修得や技術の向上のみならず、人間的な成長の観点からも非常に有意義であることは、会員の皆様も異論の無いところであると思います。※1
意義がないので引用させていただきました。
ここに書いてあることは、おっしゃる通りではあり前文はわかりますが、
人間的な成長ってなに?
って思うところですね。
人間的:人間の性格・感情に関するものであるさま。 また、人間らしい性質・感情などが豊かであるさま。
とインターネットで調べたらすぐ出てきました。
人格的なところの成長というとらえ方でよろしいかな?おそらく…
実習で学ぶ事は
・机上で学んだことと現場で起きていることをすり合わせる。
・新しい知識や評価(ゴニオメーターの当て方、形態計測など)の技術向上。
・目の前の方に対して、どのような感情を持てるか。どのように人との調和を取るか。
というのを実習で養われれば有意義な実習になるということです。
実習の意味を理解する事。
実習とはで、書かせてもらいましたが、これは「実習」全体においての話です。
ではなぜ評価学実習、治療学実習と分かれていると思いますか?
臨床では、評価→治療→再評価→治療→再評価→治療の繰り返しです。
評価ができなければ、治療に進むことができません。治療に進むことができなければなにが変わったか再評価できません。
評価学実習は評価ができなければなりません。
治療学実習は評価と治療ができなければなりません。
評価・治療ができないと目の前の方が良い方向に向かってくれません。
評価学実習では評価とはなにかを学ぶこと。
治療学実習では評価学実習で学んだ評価に対して治療することとはなにかを学ぶこと。
当たり前だろと思われるかもしれませんが、この意味を分かって下さい。
「学び」に行っているので質問してくださいね!!
実習前にやっておくこと。
評価学実習前にしておくこと。
・評価学実習前にオーソドックスな評価方法を抑えておくこと。
→評価学実習の前に試験があると思いますが、その内容を忘れなければ十分だと思います。
・評価用紙を作成しておくこと。
→時折、過去の先輩方が作った評価の用紙があると思いますのでチェックが必要。もしなければ同級生と作成しておくこと。
・サマリーやデイリーはさむバインダーとかを用意すること。
→ほぼほぼないと思いますが、僕は忘れてて用意してなかった人間です。
・臨床実習のための本があるので目は通しておく。
→なにを評価したらいいかわからないと絶対に陥るのでまずはその本通りに!
治療学実習前にしておくこと。
・評価学実習で足りなかったと思うところを埋めること。
→評価学実習で意外と評価方法を抑えていっても忘れるので再復習するという意味で。
・運動療法の教科書とストレッチの教科書とマッサージの教科書を持っておく。
→治療も可動域訓練、筋力訓練、ADL訓練のみ書くことになるので少しでも知っておくとためになる。しっかり意義など書いてあるから。
※もしどんな人を持たせる予定だからと言われたらその疾患別の教科書を持っておくと役に立つ。←聞くのもアリ!
これくらい用意しておけば、実習中詰まっても聞いたら大丈夫だと思います。
実習での心構え
評価学実習では評価を学びにいくのです。
評価を学ぶといっても、どんな方にも評価できるように適応するという意味です。
評価の手順を学びに行くのではないことだけは念頭においてください!
どうやって測るか度忘れしましたならまだカワイイかな(笑)
・知識的にわからなくて当然ですので、聞いて当然!!聞いたら評価が下がると勘違いしている人もいますが、逆です。ほんとにみられているものは調べる努力をしているか。知ろうと努力しているかです。調べる「努力だけは」しましょう!
・調べたことをすべて引用でもいいので書いたほうがいい!
・スーパーバイザー(SV)も人間ですし、人によっては相性があるのでそこはSVガチャのようなものですが、できる限りのことはしましょう。それでもダメならすぐ先生に相談!!
・夜は寝ること!→フィードバック中に寝るのは言語道断ですので(ほんとにあった話)
・言われたことはやること!
→やったつもりになることもあるのでフィードバックの最後に家でやることをSVとすり合わせたほうが良い。
・先生が言っていたは通用しません!!
→あまり言わないほうがよい。
・学校で成績が良くても実習ではひけらかさない!
→けちょんけちょんにされます。
・実習地の先生の言葉使いはマネしないほうが良い。
→超敬語で問題なし。
まとめ
こちらのサイトで少し評価用紙があります。
https://rehabili-document.appspot.com/hyouka_fim.html
思い詰める必要もないです。
僕たちは理学療法士であり、一人の人間です。
実習生だから辛くて当然ということはありません。
辛かったらすぐ先生や友達に相談してください!
命と精神を大切に患者ファーストでもあり自分ファーストでいてください!!
もし誰にも言えないということがありましたら、
僕のTwitterのほうにDMくれれば力になりたいと思います!!
拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました!!
では!!!
※1:臨床教育者の皆様へ、臨床実習の理解と教育の手引き:長野県理学療法士協会