はいどーもーみっちーです!
本日は、少し前に後輩と話しをした、今後「なにを学べばいいか」という点について書いていこうと思います。
始めに
始めのころは思う、先輩方の治療している姿かっけぇみたいなやつ。
なんの勉強してあそこまでできるようになったんだろう、俺もあんな風にはやくなりてぇ、と熱い目で見ていました(笑)
手技に関しては徒手療法! ボバース! 認知神経リハ! PNF! などなどたくさんあると思います。
なにを学べばいい?
結論から言うと、
「どれでもいいです」
目の前の患者さえよくなれば、どんなことやろうと関係ないです。
でも、自分の経験上、いろいろかじるのは良いとして極めようとするのはよくないと僕は思う人です。
手付かずになること間違いないです…
経験年数が浅いとどうしてもすぐ治せるようになりたいという思いから、手技に走り、当てずっぽうになり、大切なところを見落とす傾向にあるような印象です。(僕の経験談)
少し自分の話をすると、
1年目は早く先輩方に追いつきたいのでまず新プロを終わらせる。
↓
2年目
初期:ボバースの研修に行ったことのある先輩の言っていることがよくわからないし、治せない。わかるためにボバースに行く。学んだことを患者に当てる。よくならない。
中期:認知神経リハビリテーションに行く。少し視野が広がる。しかし治らない。PNFの勉強会に行ってタッチの仕方を学ぶ。よくできているのかわからない。先輩方が学んでいることを少しかじるためにスパインダイナミクス療法を学ぶ。これは典型的な当てずっぽうでそれなりに即時効果が出る。まあ手技の勉強もそれなりにしたし、自分の手技でそれなりに治せたようで自然回復で調子に乗る。
後期:インフルで病棟閉鎖、解除になったら歩けなかった人が歩けるようになって出てくる。自分を疑う。自然回復で調子に乗っていた自分がいることに気づく。原点に戻るとそもそも筋肉触れてるかわからん。なにが障害なのかわからん。まずは触診の研修を受けに徒手療法を学ぶ。解剖学、運動学との絡みも説明があり、実践。あーこうなってたんだとなんとなく手ごたえを感じ、今回学んだのは基礎的なことしか学んでいないことに気づく。
という僕には経緯があって、いろいろなものに手を出しました。
が!
後期に入って原点に戻った結果、手技って要所抑えないと大して使えないことに気づきました。←へたくそだったのもある(笑)
いまさらになって、解剖学、生理学、運動学やらの学校で学んだ基礎的なものが大事だと気付きます。
これに関しては、誰かに教えてもらっても、自分に響くものではないです。
自分で気づくしかないと思います。
現に僕は大事だ大事だ常に言われてきていましたが、焦りからほぼ無視状態。←ほんとごめんなさい🙇
質問
みなさんは自分の治療の結果を説明できますか?しっかり評価していますか?
立位アライメントは正常ですか?
筋の短縮部位しっかり区別できていますか?
触れますか?
疼痛原因の仮説立てれていますか?
評価できていますか?
などなど僕が今自分に問いかけしてもドキッとします笑笑
でもこの仮説・評価の内容を治療してよくなったら説明できますよね!!
ここまで説明できないと自然回復だよね?と言われてもぐうの音も出ません。僕は上司に聞かれて何も答えられず「くたばらないかな」と密かに思っているほどグレていましたが…反省です。
結局なにを勉強したらよいの?
始めに、なにを学ぶとよいかという質問に対しては、「どれでもいい」といったのは、【基礎的なところが大事!】ということに気づくのであればどのルートでもいいと思っています。
だけど僕のルートは完全遠回りなのでおススメしません(笑)
僕から言えるのは、興味のある(かっこいいとか理由はなんでもいいです)分野に行って、治療・評価するのになにが必要かを学べればよいのではないかと思います。
手技は、評価した結果、どのような治療をすればよいかわからなくなったときに使うツールだと思えばいいと思います。
※注意点
自分たちの手技最強みたいな手技信者がいますので流されないように!
否定派も現れるため要注意!!
(職場の流れで半強制で学習しなければいけない手技は除く)
まとめ
まとめですが、僕が思う本当に大事で勉強しなければいけないことは
- 学校でやるような基礎的なところ!
- 評価!
- 説明できること!
独断の意見ですが、上記ができていないと手技も使い物にならないですからね!!
今日書いたことは勉強どうしたらいいのだろう、最近なぁなぁだなー(自戒の念を込めて)とか、早く治せるようになりたいという人たちのお役に立てればと思います。
では!!