健康がわかる!?逆転理学療法士☆みっちーブログ

第2、第4水曜日に健康について発信中!一人でも多く健康に興味を持つ人が増えますように!!

BASIピラティスインストラクター取得まで

はいどーもーみっちーでーす!

 

本日はピラティスインストラクターを目指したいという方に僕が学んだBASIピラティスインストラクター取得までの流れを紹介したいと思います。

 

 

 

始めるきっかけ

 

ピラティスインストラクターを取ろうと思ったきっかけは

僕は理学療法士の資格を持っていて、運動療法について考えていたらTwitterSNSピラティスをしている人が目につき副業とかできたらなーって思い取り始めました。←超単純(笑)

 

まずピラティスとはなんぞや状態から始めました。

調べていってもよくわからず、わかったのはピラティスさんが考えた運動といろんな流派があること、そんなもんしかわかりませんでしたwww

とりわけセラピストはPHIピラティスインストラクターを取っている傾向があるようで調べたら創始者の方が理学療法士だからなのかなーと思いましたが、みんなが持っていたのでなんとなくそれ以外でと思ったら札幌でやっているのはBASIだったので受講を決めました。

 

いざ受けてみようと思い立ってさらに調べてみると、コースは3つ、

・マットコース(土日コース、平日コース)

・マシンコース(マット取得必須)

・コンプリヘンシブ(マット+マシン)

マットだけでも値段は30万円で最初は超たけぇ!!!!と思いました。まあ少し教室でも開いて小銭稼ぎでもと思えばいいかって軽く考えていました。

そう始まる前はかなり軽く考えていました。

あまり動けない友人でも取れるならそこそこ動ける僕だったらいけるべwwwくらいの気持ちで…

考えはクッソ甘いです。

ちなみに僕はまだ受ける予定はないですが、マシン資格コースは58万円します笑笑

 

少しピラティスの中でのBASIピラティスの個性を少し紹介します。

 

BASIピラティスの個性

 

BASIピラティスは、(Body Arts and Science International)は、1989年に Rael Isacowitz によって設立されました。

BASIピラティス創始者である Rael Isacowitz は 約25 年ほど、ピラティスのエクササイズを継続して行い、 ピラティスの進化を引っ張ったピラティス業界の第一人者となっています。

BASIピラティスのコンセプトは

「動きに無駄を作らない Flow Work」このコンセプトを達成するのに10の原則があります。

・Awareness(気づき)

・Breathing(呼吸)

・Balance(バランス)

・Concentration(集中)

・Control(コントロール

・Center(中心)

・Efficiency(能率)

・Flow(継続した流れ)

・Harmony(調和)

・Precision(正確性)

この原則が揃った時に無駄のない動きになり、自分の目標に向かうことができるようになります。

その目標に向かうためにBASIの創設者Raelが考案したBlock System(foundation,abdominalwork,Articulation,bridging,lateralfrexion,backextension)により、より全身の筋肉を使えるように考えられています。

 

BASIピラティスインストラクターまでの流れ

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申し込み

まず土日か平日コースかを選択します。

人数に制限があるのでなりたいと思ったらお早めに申し込みを完了する。

申し込んだら306000円(土日コース)を始まる前までに振り込みが必要です。

 

モジュール1・2

10の原則について、骨盤やピラティスの呼吸法、マッスルフォーカスや目的、キュー、安定筋、始動筋、動筋、ピラティスの歴史、解剖学、関節、重心、キューイングの実践に加えエクササイズの練習が入ります。

骨盤のニュートラルポジションだったり、解剖学を元にどの方向に動いているかーなどやります。

キューイングはどのように指導すればよいかを学びます。

 

モジュール3・4

筋肉について、筋の収縮様式、姿勢アライメントに中級レベルのエクササイズが入ってきます。

3・4からはエクササイズの細かい部分での理解(筋肉がどのように動いているか)を学び、悪い姿勢により筋肉がどうなっているかをみていくことになります。

※モジュール1・2でやったことが解剖学テストに出ます。合否に影響はありません。

 

モジュール5・6

禁忌運動(疾患別に対しても)、エクササイズの選択、モディケーション、アシストに加え、上級とマスターレベルのエクササイズを練習します。

一人一人のクライアントに対して、体の状況を把握し、エクササイズのレベルを調整して合わせることを学びます。

 

最終試験

今まで教科書に載っていたことの筆記試験とどれだけ正確に動けているかを見るMovement試験、クライアントを一人探して10時間以上練習した人とプライベートレッスンをしていくというTeaching試験です。

筆記試験の最中にムーブメントの試験が並行されていきます。

Teaching試験でみられていることは、どれだけクライアントに気づきを生んで、自主的にできるようになるかそして改善するかを見ています。

60±5分(試験管によって違うことがありますので要確認)

 

落ちたら再試験

ファカルティという試験管が札幌に来られるときに行われるため不定期です。僕の時は二か月空きました!!!

 

7:受かれば課題を持って、スタジオに提出(みんなで送ろうということになったので)

 

8:あとは待つのみ

 

画像の→は自己練習をしていました。

という流れです。

 

・BASIピラティスインストラクター取得の心得

 

インストラクター養成コースが始まったのは6月下旬からインストラクターの資格合格したのが12月。約半年、ずっとピラティスに向き合ってきました。

 

まず資格をとるための条件(地方版→東京等ファカルティが近くにいる地域は知りません(笑))

・自己練習100時間

ティーチング練習30時間

・レッスン見学20時間

上記は養成コース初めにもらう用紙に記載していく。

・試験に合格(筆記、ムーブメント、Teaching試験)

(・解剖学テスト→直接合否に関わらず現状ここまで理解していますねという確認テスト)

 

土日コースの為、6月7月8月と研修を受けて、10月の初めに試験という流れで、大体一カ月ごとにイベントがあるような流れですね。

 

コース中は解剖学、運動学など体にとって基礎的なところもやりました。

僕自身、理学療法士の資格があり、解剖学・運動学は職業柄知っていたので苦戦はしませんでしたが、改めてへぇーって学びはありました。

しかし、その点の部分をはじめて勉強するという方には少し覚えることは多いかもしれません。

まあテキスト(study guide)に書いてあることを覚えるとよいと思います。

 

コース中は動きもやっていきますが、僕はピラティスというものをやったことがなかったので結果、全然動けませんでした笑笑

のちにできるようになればいいということで練習あるのみです。

が、自己練習もフォームがしっかりできていないといけません。

そのため、スタジオでレッスンやプライベート(グループ、一対一)レッスンを受けなければなりません。

レッスンも月額で契約しなければ受けることができません。

札幌では、養成生割がありフリー(一か月に何回でも受け放題)10000円で少しおつりが来たかな?程度です。

これでグループレッスンを受けることができます。プライベートはさらにチケットを購入しなければなりません。

料金が15枚で30000円に税を足した額程度です30枚だと単純に倍だった気がします。

あと期限があるのでこれも要注意。

あっ、2枚で一回プライベートが受けられるということでこれも注意が必要です。15回は受けられませんからねwww

でも、正直このようにインストラクターの人に直接教えてもらいながらやらないと上達もできないですし、必要なことなので早めに動作を理解して自己練習しないと後々後悔しますからね。

ティーチングでは試験用のボディの方一人10時間以上+ランダムで誰でもよいので教えるのを20時間以上、計30時間以上が必要です。経験を積むのに、たくさんの人を教えれると人の癖だったり性別の違い等も理解できると思います。

 

レッスン見学もBASIピラティスのインストラクターのレッスンのみの見学で、多数だとクライアントが集中できなくなるため2~3人が限度となっていますのでタイミングを見計らわないといけません。

 

なので、 

・相当な時間とお金がかかります!!

 ・札幌ではない遠方組は正直大変だと思います!!

これは心得ておいたほうがよいと思います。

 

筆記試験について

 

筆記試験では、study guideとmovement analysisという二つの教科書が配られます。

study guideでは目次に書かれていることがたくさん出ます。movement analysisからは、主動作筋など目的等も出ます。

割合的には解剖学、運動学がたくさん出たような印象です。

しかし、これらを覚えていないとTeachingもできないのでたくさん覚えることがありますが、これは自分で頑張ってみてください。

 

movement試験について

 

自己練習は100時間をコース受講以外で自己練習でもプライベートでもレッスンでもいいので100時間練習は必要です。

自己練習だけでは変な癖といいますか、正しい姿勢でできていないことが多いため、レッスン、プライベートを受けなければ100%と言っても過言でないほどできていないと思いますし、そんな状態なので試験に落ちます。

ただがむしゃらに自己練習をしてもダメなのでこの道を選んだのであれば、お金はケチらずレッスンやプライベートを受けた方がいいです。 

 

Teaching試験について

 

ティーチング練習は、プライベートやレッスンで教えてもらったことを相手に指導していくという形が望ましいかと思います。

教科書もしっかり読んでこのエクササイズの目的ははっきりさせる必要があります。そこまでできたら、あとは、

・なにが起きているかを黙ってみる

・なにが起きているかがわかったら端的に事実を伝える。

・どこを意識するかを端的に伝える(一つ)

・最後に感じてもらうために動いてもらう。

教えたいことが伝わって変わろうと少しでもみられたらgood👍

ここまではできるようにしたいところです。

札幌の場合では、ティーチング試験前の特別レッスンをボディの人を実際に呼んで試験形式のように練習したほうが良いです。

できるのかなって思うと思いますが、なんやかんや再試験までいっても受かっている人がたくさんなのでできるようになります。

 

提出課題の中にオブザベーションというのがありますが、

オブザベーション(レッスン見学)では、レッスンとプライベートを見ることができます。これは札幌では別にメールでの予約が必要です。

どうゆうところで声をかけるのか、どこを意識させているのか、いろんな人の動きを見て自分だったらどこを意識させるかなど考えながら見学していました。

試験はぶっちゃけ今までやってきたことをみられる場なので自己練習100時間、ティーチング練習をスタジオの方とすり合わせながらやっていくと受かると思います。私は一度落ちた身ですが(笑)。落とすような試験ではないので安心して下さい。

もうひとつ方法はPilates Interactiveという本部のホームページ?外国のページなんですが、毎月10$で入会できます。その中には、BASIピラティス創始者のRaelのグループレッスンだったり、エクササイズの動きを英語で説明しているものもあり、教科書の静止画だけではわからない動きも見ることができます。

このPilates Interactiveの中にあるグループレッスンは6時間程度オブザベーションに加算されます。ぜひお試しあれ!

 

・引用

https://www.pilates-education.info/:BASIピラティス

https://www.basipilates.jp/:zen place pilates

https://www.pilatesinteractive.com/pi/signin/:Pilates Interactive

・終わりに

終わりになりますが、ここまで正直大変だったし地獄でした。

だけど、頑張ったおかげか、新しい道を開けたようにも感じます。

ピラティスインストラクターを取っている過程で自分の体にもしっかり変化が出ました。

約30万と高い投資になりましたが、この経験を活かして地元の健康促進に貢献したいと思っています。

僕はBASIだけどもほかの流派のピラティスインストラクターの方ともつながりたいと思っています!

今後ともよろしくお願いいたします!!!

 

本日も最後まで見ていただきありがとうございました。

では!!!