はいどーもーみっちーです!!
突然だけど目の前の人がなんかおかしいなって試しはないかい?
目の前の患者さんがいつもとなんか違うな~って思うこと結構ありますね!
それはもしかすると【危険なサイン】の可能性があるんだよ
えっ!?
どーゆうことですか!?!?
そーゆうサインを【キラーシンプトム】って言って少し説明するね
キラーシンプトムとは
はじめにキラーシンプトムとは、日本医療教授システム学会「患者急変対応コース for Nurseガイドブック」 の中で創造した造語です。
「呼吸不全や循環不全、中枢神経障害、代謝不全など死に結びつく 可能性のある危険な徴候」の意味で広範囲に渡って使われています。
難しく書きましたが、ざっくり言うと、急変し心停止に至る前に何かしらの変化があると言うことです。
論文の中には、心停止をする人の60〜70%は心停止6〜8時間前に何らかの兆候が出ているという論文が複数あります。
キラーシンプトムの評価については、ACDAサイクルに沿って行われるが、内容は
こちらで紹介しています。
という感じで命に関わる場合があるんだ
怖いねー!!
でもどうやってそのキラーシンプトムを診ればいいの?
君はもう冒頭で言っていたじゃないか!
いつもとなんかちがうな~って
そーいう直感が大事だよ
直感が大事!?
急変する前に、患者の異変を察知しなければなりません。
「なにかいつもと変だな…」という気づきがあるかないかで大きく変わってきます。
そのような気づきを生むために必要なことは、「正常な状態」とは目の前の患者はどうだったのかを知らなければなりません。
このような直感も患者のいつもの状態と特徴などを知ってからこそなので、常日頃から気をつけて評価はしなければなりません。
なるほど… でもそれだと自信が持てないな…
直感が働いたらさらに診ないといけないことがあるんだ
直感が反応したら
直感が反応したら取らなければならないことがあります。
大まかに言われているのは、
・呼吸状態
・抹消循環状態
・外見と意識状態
です。
・呼吸状態
24回/分以上の頻呼吸や10回/分以下の浅呼吸
呼吸様式の確認
吸気/呼気時の副雑音の聴診
動脈血酸素飽和度(SpO2)の急激な低下
・末梢循環状態
皮膚の蒼白、末梢のチアノーゼ
冷感(敗血症では温感)、冷汗
ブランチテスト(指先を押す)で赤みが戻るまで2秒以上
頸動脈の脈拍が弱い(心肺停止の可能性)、橈骨動脈や大腿動脈(鼠径部)の脈拍が弱くて早い(ショックと判断)
・外見と意識の異常を看る
呼びかけに無反応
呂律が回っていない
朦朧としている
表情や姿勢など全身から感じる印象
をチェックすることで直感がさらに確かなものになると思います。
日頃から気を付けないとね!
これがわかると大きな変化も未然に防げるかもしれないからね!
明日から注意してやっていくけど起きないことを僕は祈るよ!!
あははっ!何事も起きないことが一番だね!!
最後に
急変を避けるためには、日頃からしっかりと評価をして、正常な状態を把握していなければなりません。
これを怠ると、いつもとの違いがわかりません。
違いがわからなければ、直感も働かない場合があります。
未然に防げることは、我々で防いでいかなければならないことを再確認しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
では!!!!!!