健康がわかる!?逆転理学療法士☆みっちーブログ

健康って複雑で難しい!でもこのブログを読めば健康がわかる!!そんなブログで健康とはなにかを発信していますので気になったらまたみてください!!!

関節面、考えて介入していますか?~モビライゼーション実践前に知っておこう~

はいどーもーみっちーです

 

本日は、復習もかねて関節モビライゼーションに必要な関節についてまとめてみました。

 

f:id:micchiiiiiii_pt:20200216231557p:plain

 

関節とは?

まず関節とはなにかをというと、

関節は様々な組織によって骨と骨が連結されており、骨の連結は、不動結合と可動結合の二つに分かれています。

可動結合は滑膜関節と半関節があるが、滑膜関節を関節呼びます。

不動結合;結合する両骨間に可動性がない

縫合
弾性結合
軟骨結合
線維軟骨結合
骨結合
釘植

可動結合;結合する両骨間に可動性がある

滑膜関節
半関節

 

関節の構造は?

関節を構成する骨端は多くは一方が凸面(関節頭)、他方は凹面(関節窩)となっている。

骨端の関節面は関節軟骨で覆われている。

骨膜の続きである関節包は2層からなり、外側は密な線維組織、内側は滑膜となっており、血管や神経が存在している。

関節包の外側には、靭帯で覆われており、さらに強固な組織となっている。

関節をなす二つの骨両端を囲む空間を関節腔といい、関節腔には滑液、関節円板、関節半月が存在する関節もある。

滑液は関節軟骨への栄養作用、関節に加わる衝撃の緩和作用、潤滑作用がある。

関節円板・関節半月は関節面への圧迫力に対する緩衝作用、関節面の適合性を良好にすること、関節の可動性を適合化すること、滑液を分散することが挙げられる。

関節の動きに伴って、周囲の骨、腱や筋が滑らかに滑走するように、関節包の一部が外にあふれ出している滑液を含む嚢を形成することもある。これを滑液包という。

 

関節の種類は?

・平面関節:椎間関節

・半関節:仙腸関節

・蝶番関節:腕尺関節、指節間関節

・車軸関節:上橈尺関節

・楕円関節:橈骨手根関節

・鞍関節:母指手根中手関節

・球関節:肩関節

・臼状関節:股関節

 

関節の運動は?

運動方向は、

屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋、内がえし・外がえし

がある。

 

関節のポジショニングとは?

関節のポジショニングには、解剖学的肢位、安静肢位、実際の安静肢位、非安静肢位、閂肢位がある。

解剖学的肢位:直立姿勢で、顔は前方を向き、両腕は体側に沿って手掌を前方に向けて下垂し、足底を床に着け、つま先を前方に向けた肢位です。

安静肢位:joint playが最も大きく、関節周囲の組織が最も緩んでいる肢位です。

実際の安静肢位:対象の関節に、病状や疼痛による機能障害がある場合、その条件下において軟部組織の緊張が可能な限り最も少ない(joint playが大きい)、かつ患者が最も不快ではない肢位です。

非安静肢位:制限まで動かした場合での肢位のことでこの肢位は治療に用いられる。

閂肢位:関節包と靭帯が、最大に緊張し、凹と凸の関節面が最大に接している肢位です。

 

凹凸の法則と理論とは?

滑膜関節を構成する1対のパートナーの骨端は、一方が凹面で他方が凸面をしている。

関節面は、円柱または、円錐体の表面の一部を構成する面で、平坦ではないと、MacConaillは述べており、関節面は、卵型、または、鞍型の二つに分類しています。

関節は完全な球ではなく、関節を形成している2つのパートナーの関節面が完全に適合している関節はありません。

 

関節運動の回転と滑りとは?

回転:パートナー同士一致しない湾曲した湾曲した関節面で生じ、関節面上の1点で接触した状態から、転がることでパートナー同士等距離移動し、新たな1点で接触します。

関節運動の回転-滑りにおける回転要素の方向は常に骨運動の方向と一致している。

滑り:もし純粋な滑りの場合なら、パートナー同士一致した平面または湾曲した関節面で生じ、関節面上の1点で接触した状態から、滑ることで一方のパートナーの接触していたその点が、他方のパートナーの関節面上の新たな1点で接触します。

人体では完全にパートナー同士一致した関節面が存在しないので、純粋な滑りは起こらず、関節運動として回転-滑えりが生じる。

f:id:micchiiiiiii_pt:20200216231028p:plain

f:id:micchiiiiiii_pt:20200216231021p:plain

https://physioapproach.com/hp/outotu.html

 

関節パートナーの凹面が動く場合、関節運動の滑りは骨運動の方向と同じ方向に動きます。

関節パートナーの凸面が動く場合、関節運動の滑りは骨運動の方向と反対方向に動きます。

 

では回転と滑りがなくなるとどうなる?

関節運動の回転が起こると、骨運動の運動方向側で筋の圧迫により関節内構造物を挟む可能性があり、骨運動の運動方向と反対側で組織の過伸張を生じる可能性があります。

運動の回転-滑りの滑りが欠如している関節の回転運動は、関節を損傷する可能性がありますので注意が必要です。

 

ここまでがモビライゼーションに必要な、関節のお話でした。

 

関節内の構造と、回転運動のみになると筋の挟み込み、関節内構造の接触による損傷(接触による可動域制限)の可能性があります。

反対に、回転動作がなく滑りだけになると、関節の運動である屈曲や伸展が生じません。そうなった場合、並進のみのため組織の過度な伸張が起きます。←これが起こるのは拘縮などの場合

 

そのため、関節運動の回転-滑りの運動制限の場合、これを改善するアプローチとして、徒手療法では、関節運動の回転-滑りのうち、「滑り」の要素を回復するものとしています。

 

まとめ 

いかがだったでしょうか?

関節って運動するときに大事なのはわかっていますが、寝たきりの人でも、関節運動の障害が起きる人っていますよね?

関節の凹凸を知らないと、知らないうちに関節にダメージを与えているかもしれません。

 

一番考えてほしいのは、

・対象者のターゲットの関節面の凹凸がどうなっているのか

・動かした先にどのような関節運動が生じているか

を考えて寝たきりの人にも動ける人にも実施するために、参考になればと思います!!

 

では!!