健康がわかる!?逆転理学療法士☆みっちーブログ

第2、第4水曜日に健康について発信中!一人でも多く健康に興味を持つ人が増えますように!!

正しいアライメントを知っていますか?-ゼロ肢位-

はいどーもーみっちーです!!

 

みなさん!

アライメント大事と言っていますが、立位とかは座位は分かると思いますが!

単関節的なズレ(アライメント)を見ています??

 

ここ最近、それを意識してみるようにしています。

そこを分かると解剖学的にここが短縮しているかもしれないなーって絞れると思いますので😄

 

ではまず

 

 

 

【肢位についての基本的知識】

・ゼロ肢位

→解剖学的肢位

・安静肢位

→ゆるみの肢位(loose-packed position:LPP)は、関節の接触面が小さく周囲組織が緩んでいる状態。

閂肢位

→しまりの肢位(close- packed position:CPP)は,関節面が広く接して靭帯や関節包が緊張している状態。

 

 

【肩関節】

ここでは肩甲上腕関節

・ゼロ肢位

→上腕骨が前額面上にあり、肘を伸展、母指を腹側を向き、上腕を体幹に平行に位置した肢位

・安静肢位

→肩甲上腕関節約55°外転、約30°水平内転と軽度外旋した肢位

※ゼロ肢位では上関節上腕靭帯が最も緊張し、下関節上腕靭帯は比較的弛緩している。安静肢位では、上中下関節上腕靭帯は弛緩している。

 

【肩甲帯・胸鎖関節】

・ゼロ肢位

→肩甲帯の生理学的な肢位と同じ

・安静肢位

→肩甲帯の生理学的な肢位と同じ

・閂肢位

→上腕最大挙上位

 

【肩甲帯・肩鎖関節】

・ゼロ肢位

→肩甲帯の生理学的な肢位と同じ

・安静肢位

→肩甲帯の生理学的な肢位と同じ

・閂肢位

→上腕を外転90°位

 

【肘関節】

・ゼロ肢位

→上腕と前腕の両方が、前腕回外・肘伸展位で前額面上にある。

・安静肢位

→腕尺関節肘では関節屈曲約70°、前腕回外約10°、腕橈関節では肘伸展、前腕最大回外位

・閂肢位

→腕尺関節では肘関節伸展、前腕回外、腕橈関節では肘関節屈曲約90°、前腕回外約5°

 

【前腕】

・ゼロ肢位

→遠位・近位橈尺関節肘を直角、手は矢状面に沿わし、上腕を体幹に平行にした状態。腕橈関節は、前腕を最大回外し、肘関節を伸展した状態で上腕と前腕は前額面に置いた状態

・安静肢位

→遠位橈尺関節:前腕約10°回外

 近位橈尺関節:前腕約35°回外、肘関節約70°屈曲

 腕橈関節:前腕最大回外位、肘関節最大伸展位

※前腕全ての関節を同時に安静肢位にする事はできない

・閂肢位:前腕最大回内or回外

 

【手関節】

・ゼロ肢位

→橈骨と第三中手骨を通る直線からの長軸

・安静肢位

→軽度掌屈と軽度尺屈(最大橈屈と尺屈の中間)

・閂肢位

→手関節最大伸展

 

【第一手根中手関節】

・ゼロ肢位

→0からの第一中手骨最大外転-内転と屈曲-伸展の間の中間位

・安静肢位

→第一中手骨外転-内転と屈曲-伸展の間の中間

・閂肢位

→最大対立位

 

【手指、PIP DIP

・ゼロ肢位

→中手骨を通る長軸と指節骨が形成する直線と一致

・安静肢位

→全ての関節で軽度屈曲位

・閂肢位

→最大伸展

 

【手指、2〜5MCP】

・ゼロ肢位

→中手骨を通る長軸と指節骨が形成する直線が一致

・安静肢位

→軽度屈曲、尺側屈曲位

・閂肢位

→最大屈曲位

 

【手指、母指MCP

・ゼロ肢位

→中手骨を通る長軸と指節骨が形成する直線が一致

・安静肢位

→軽度屈曲位

・閂肢位

→最大伸展位

 

【中手骨】

・ゼロ肢位

→第2〜5CM関節(不明)

・安静肢位

→第2〜5CM関節(不明)

・閂肢位

→不明

 

【股関節】

・ゼロ肢位

→大腿部が前額面上にあり、両上前腸骨棘を結んだ線と、上前腸骨棘から膝蓋骨中央を結んだ線が直角に交わる肢位

・安静肢位

→股関節屈曲約30°、外転約30°、軽度外旋した肢位

・閂肢位

→最大伸展・内旋・外転を組み合わせた肢位

※ゼロ肢位では股関節に関与する全ての靭帯は中等度緊張。安静肢位は弛緩

 

【膝関節】

・ゼロ肢位

→大腿骨と脛骨を通り抜ける縦軸は前額面で交差し、そして約170°の外向きの角度を形成する(外反)

・安静肢位

→20〜40°屈曲

・閂肢位

→膝最大伸展

 

【下腿】

・ゼロ肢位

→膝、足部と足関節と同様

・安静肢位

→足関節約10°底屈位

・閂肢位

→足関節最大背屈位

 

【足部と足関節】

・ゼロ肢位

→足部に腓骨側を形成するものは下腿長軸に直角であり、上前腸骨棘から膝蓋骨を通り第二趾を通り抜けるライン

・安静肢位

→約底屈10°と最大内がえしと外がえしの中間位

・閂肢位

→中足骨ち距骨は最大内がえしで、距腿関節は最大背屈

 

【足趾】

・ゼロ肢位

→中足骨を通る長軸と一直線に並んだ趾節骨

・安静肢位

DIPとPIP関節は軽度屈曲でありMTP関節は約10°伸展

・閂肢位

DIP、PIPと第一MTPは最大伸展であり、第2〜5MTPは最大屈曲

 

【最後に】

いかがだったでしょうか??

 

安静肢位や閂肢位にも考慮して、しっかりアライメントを見ないと、そこから筋がどうなっているか、どうなっていることが正しいか連想できないと感じました!!

 

以上になりますが、もっと解剖学的な部分、深くできたら治療の範囲が広がりなぁってほんと思います!

 

少しでも参考にしていただけたら幸いです!

 

最後まで見ていただきありがとうございました!!!

 

 

では!!!!