はいどーもーみっちーです!!
みなさん!
アライメント大事と言っていますが、立位とかは座位は分かると思いますが!
単関節的なズレ(アライメント)を見ています??
ここ最近、それを意識してみるようにしています。
そこを分かると解剖学的にここが短縮しているかもしれないなーって絞れると思いますので😄
ではまず
- 【肢位についての基本的知識】
- 【肩関節】
- 【肩甲帯・胸鎖関節】
- 【肩甲帯・肩鎖関節】
- 【肘関節】
- 【前腕】
- 【手関節】
- 【第一手根中手関節】
- 【手指、PIP DIP】
- 【手指、2〜5MCP】
- 【手指、母指MCP】
- 【中手骨】
- 【股関節】
- 【膝関節】
- 【下腿】
- 【足部と足関節】
- 【足趾】
- 【最後に】
【肢位についての基本的知識】
・ゼロ肢位
→解剖学的肢位
・安静肢位
→ゆるみの肢位(loose-packed position:LPP)は、関節の接触面が小さく周囲組織が緩んでいる状態。
閂肢位
→しまりの肢位(close- packed position:CPP)は,関節面が広く接して靭帯や関節包が緊張している状態。
【肩関節】
ここでは肩甲上腕関節
・ゼロ肢位
→上腕骨が前額面上にあり、肘を伸展、母指を腹側を向き、上腕を体幹に平行に位置した肢位
・安静肢位
→肩甲上腕関節約55°外転、約30°水平内転と軽度外旋した肢位
※ゼロ肢位では上関節上腕靭帯が最も緊張し、下関節上腕靭帯は比較的弛緩している。安静肢位では、上中下関節上腕靭帯は弛緩している。
【肩甲帯・胸鎖関節】
・ゼロ肢位
→肩甲帯の生理学的な肢位と同じ
・安静肢位
→肩甲帯の生理学的な肢位と同じ
・閂肢位
→上腕最大挙上位
【肩甲帯・肩鎖関節】
・ゼロ肢位
→肩甲帯の生理学的な肢位と同じ
・安静肢位
→肩甲帯の生理学的な肢位と同じ
・閂肢位
→上腕を外転90°位
【肘関節】
・ゼロ肢位
→上腕と前腕の両方が、前腕回外・肘伸展位で前額面上にある。
・安静肢位
→腕尺関節肘では関節屈曲約70°、前腕回外約10°、腕橈関節では肘伸展、前腕最大回外位
・閂肢位
→腕尺関節では肘関節伸展、前腕回外、腕橈関節では肘関節屈曲約90°、前腕回外約5°
【前腕】
・ゼロ肢位
→遠位・近位橈尺関節肘を直角、手は矢状面に沿わし、上腕を体幹に平行にした状態。腕橈関節は、前腕を最大回外し、肘関節を伸展した状態で上腕と前腕は前額面に置いた状態
・安静肢位
→遠位橈尺関節:前腕約10°回外
近位橈尺関節:前腕約35°回外、肘関節約70°屈曲
腕橈関節:前腕最大回外位、肘関節最大伸展位
※前腕全ての関節を同時に安静肢位にする事はできない
・閂肢位:前腕最大回内or回外
【手関節】
・ゼロ肢位
→橈骨と第三中手骨を通る直線からの長軸
・安静肢位
→軽度掌屈と軽度尺屈(最大橈屈と尺屈の中間)
・閂肢位
→手関節最大伸展
【第一手根中手関節】
・ゼロ肢位
→0からの第一中手骨最大外転-内転と屈曲-伸展の間の中間位
・安静肢位
→第一中手骨外転-内転と屈曲-伸展の間の中間
・閂肢位
→最大対立位
【手指、PIP DIP】
・ゼロ肢位
→中手骨を通る長軸と指節骨が形成する直線と一致
・安静肢位
→全ての関節で軽度屈曲位
・閂肢位
→最大伸展
【手指、2〜5MCP】
・ゼロ肢位
→中手骨を通る長軸と指節骨が形成する直線が一致
・安静肢位
→軽度屈曲、尺側屈曲位
・閂肢位
→最大屈曲位
【手指、母指MCP】
・ゼロ肢位
→中手骨を通る長軸と指節骨が形成する直線が一致
・安静肢位
→軽度屈曲位
・閂肢位
→最大伸展位
【中手骨】
・ゼロ肢位
→第2〜5CM関節(不明)
・安静肢位
→第2〜5CM関節(不明)
・閂肢位
→不明
【股関節】
・ゼロ肢位
→大腿部が前額面上にあり、両上前腸骨棘を結んだ線と、上前腸骨棘から膝蓋骨中央を結んだ線が直角に交わる肢位
・安静肢位
→股関節屈曲約30°、外転約30°、軽度外旋した肢位
・閂肢位
→最大伸展・内旋・外転を組み合わせた肢位
※ゼロ肢位では股関節に関与する全ての靭帯は中等度緊張。安静肢位は弛緩
【膝関節】
・ゼロ肢位
→大腿骨と脛骨を通り抜ける縦軸は前額面で交差し、そして約170°の外向きの角度を形成する(外反)
・安静肢位
→20〜40°屈曲
・閂肢位
→膝最大伸展
【下腿】
・ゼロ肢位
→膝、足部と足関節と同様
・安静肢位
→足関節約10°底屈位
・閂肢位
→足関節最大背屈位
【足部と足関節】
・ゼロ肢位
→足部に腓骨側を形成するものは下腿長軸に直角であり、上前腸骨棘から膝蓋骨を通り第二趾を通り抜けるライン
・安静肢位
→約底屈10°と最大内がえしと外がえしの中間位
・閂肢位
→中足骨ち距骨は最大内がえしで、距腿関節は最大背屈
【足趾】
・ゼロ肢位
→中足骨を通る長軸と一直線に並んだ趾節骨
・安静肢位
→DIPとPIP関節は軽度屈曲でありMTP関節は約10°伸展
・閂肢位
→DIP、PIPと第一MTPは最大伸展であり、第2〜5MTPは最大屈曲
【最後に】
いかがだったでしょうか??
安静肢位や閂肢位にも考慮して、しっかりアライメントを見ないと、そこから筋がどうなっているか、どうなっていることが正しいか連想できないと感じました!!
以上になりますが、もっと解剖学的な部分、深くできたら治療の範囲が広がりなぁってほんと思います!
少しでも参考にしていただけたら幸いです!
最後まで見ていただきありがとうございました!!!
では!!!!